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分散投資とは何ですか?

分散投資には、「資産・銘柄」の分散や「地域の分散」などのほか、投資する時間(時期)をずらす「時間(時期)分散」という考え方があります。 投資対象となる資産や、株式等の銘柄には様々なものがありますが、それぞれの資産・銘柄は、常に同じ値動きをするわけではありません。 例えば、一般的に、株式と 債券 とでは、経済の動向等に応じて異なる値動きをすることが多い(例えば株式が値上がりするときには 債券 が値下がりする等)と言われています。 こうした資産や銘柄の間での値動きの違いに着目して、異なる値動きをする資産や銘柄を組み合わせて投資を行うのが「資産・銘柄の分散」の手法です。

積立投資信託の「時間(時期)の分散」って何?

そこで、一度に多額の投資を行うのではなく、積立投資信託のように、少額・定期定額で投資を行うことで、時期による値動きに応じて、価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資を行うのが「時間(時期)の分散」(ドル・コスト平均法)の手法です。 「時間(時期)の分散」の手法を採用すると、経済の動向等によって、高い価格で投資を行う時期と低い価格で投資を行う時期が生じることになりますが、長い目で見ると、一回あたりの投資価格は平準化されていきますので、短期的な急な値下がりなどが生じても、それによって生じる損失の程度を軽減することが可能になります。

時間分散って何?

時間分散という言葉は、2つの意味で使用されることがあります。 ひとつは投資タイミングの分散で、ある程度長い時間軸のうえで、「ドル・コスト平均法」(定時定額購入)に代表される複数回に分けての投資や、複数回に分けての売却で、買値や売値が平均化されることによって高値づかみや安値売りを避けようとするものです。 もうひとつが長期間投資することによって、1年当たりの価格変動のブレが小さくなる効果を期待するもので、長期投資によるリスク低減効果のことを時間分散効果と呼ぶことがあります。

資産の分散ってなに?

「資産の分散」は銘柄の分散よりも広い考え方です。 たとえば、「株式」「債券」「不動産」「金」はいずれも資産だと考えることができます。 先述の「A社やB社」は別の銘柄ですが、株式という点では同じ資産だといえます。 資産の分散を実践するには、たとえば以下のような方法があります。 投資する地域(エリア)の分散も有効です。 投資地域は大きくわけると「日本国内」もしくは「海外」の2パターンですが、海外はさらに細かく「アメリカ」「中国」といった国ごとや「欧州」「オセアニア」といったエリアごと、「先進国」「新興国」などのようにわけられます。 今の資産が「日本株+日本国債」という方なら、米国株にも挑戦してみる、全世界を対象に投資できる投資信託を購入する、などで投資地域の分散が図れます。

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